正直に言うと、Zapierを使い始めた最初の週、私は1つのZapも完成させられなかった。
「トリガーって何?」「アクションの設定でエラーが出る」——2023年の春、副業の問い合わせ対応に追われながら、深夜に画面と格闘していた記憶がある。でも、最初の1つが動いた瞬間から、世界が変わった。今では30個以上のZapが毎日静かに働いてくれている。
この記事では、私が実際に使って効果を確認した自動化事例と、最初につまずいた設定ポイントをそのまま書いた。

Zapierは、異なるWebアプリ同士をつなぐノーコード自動化ツールだ。2011年にアメリカで生まれ、今では7,000以上のアプリと連携できる。Google Workspace、Slack、Notion、Salesforce、ChatGPTなど、仕事で使うツールはほぼカバーされている。
自動化の単位は「Zap(ザップ)」と呼ぶ。構造はシンプルで、「トリガー(きっかけ)」+「アクション(処理)」の2つだけ。「Gmailに特定のメールが届いたら → Slackに通知を送る」、これだけで1つのZapが完成する。
私が最初に作ったZapは「Googleフォームに問い合わせが来たらSlackに通知する」という超シンプルなもの。でも、これだけで毎日10分かかっていたメール確認の習慣がなくなった。
無料プランで始めて、効果を確認してから課金する——これが一番賢い順番だ。ただし、プランごとの制限を知らないと途中で「Zapが止まった!」という事態になる(私は初月にこれをやらかした)。
| プラン | 月額 | Zap数 | 月間タスク数 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| Free | 無料 | 5個 | 100回 | 2ステップZapのみ |
| Starter | 約$20/月 | 20個 | 750回 | マルチステップZap対応 |
| Professional | 約$49/月 | 無制限 | 2,000回 | 条件分岐・フィルター対応 |
まずはFreeプランで動作確認。月間タスク100回は思ったより早く消えるので、本格運用するならStarterへの移行を検討したい。
おすすめはProfessionalの14日間無料トライアル。登録直後は全機能が使えるので、この期間に「使えるかどうか」を徹底的に試すのが正解だ。
「MakeとZapier、どっちがいい?」という質問をよく受ける。両方を3ヶ月ずつ使った私の結論は「最初はZapier一択」だ。
| 比較項目 | Zapier | Make(旧Integromat) |
|---|---|---|
| 連携アプリ数 | 7,000以上 ◎ | 1,500以上 △ |
| 初心者の設定しやすさ | 簡単 ◎ | やや複雑 △ |
| コストパフォーマンス | 普通 △ | 高い ◎ |
| 複雑なフロー構築 | やや苦手 △ | 得意 ◎ |
| 日本語サポート | △ | △ |
複雑なフローを低コストで組みたくなってきたら、そのときにMakeを検討すればいい。最初から両方触ると混乱するだけだった(経験談)。
最初のアカウント登録は5分で終わる。迷うところはほぼない。
登録直後から14日間、Professionalプランの全機能が無料で使える。この期間に有料機能(条件分岐・フィルター)を含めた自動化を試しておくと、課金判断がしやすくなる。
最初に作るべきZapは「Gmailに届いたメールをSlackに自動通知する」だ。シンプルで、効果がすぐ実感できる。私もこれを最初に作った。
初回は15〜30分かかった。2回目以降は10分以内で終わる。「慣れ」が全てだ。
設定に入る前に、こんな一文を書いてみてほしい。
「〇〇が起きたら(トリガー)、△△をする(アクション)」
たとえば「Googleフォームに回答が来たら、Notionのデータベースに自動追加する」。この一文が書けないZapは、設定の途中で必ず迷走する。私が最初の1週間で失敗し続けた原因は、この設計をサボっていたことだった。
最も導入しやすく、効果もすぐ出るのがこのカテゴリだ。私は2023年4月にこの3つを同時に設定して、情報収集の時間を1日あたり40分削減できた。
手作業のデータ転記は、ミスと時間ロスを同時に生む。私が副業の問い合わせ対応で使っているのがこの2つだ。
ZapierはChatGPT(OpenAI)とも連携できる。これを知ったとき、正直「やばい」と思った。2023年夏にこの2つを導入してから、コンテンツ運用の工数が体感で半分以下になった。
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