デザインの「デ」の字も知らない状態で副業を始めた2023年9月、私はクラウドワークスに登録してすぐ「バナー作ります!」と提案しまくった。結果は惨敗。30件提案して受注ゼロ。
転機はAIツールをちゃんと使い始めてから。Canvaの「Magic Design」を覚えた翌週に初案件を取り、3ヶ月後には月11万円を安定して稼げるようになった。
センスも技術も関係なかった。「どのツールを、どの順番で使うか」だけが分かれ道だった。この記事ではその手順を全部書く。

2024年、中小企業のWebデザイン需要は増えているのに、対応できる人材が圧倒的に足りていない。特に予算10〜30万円の小規模案件は、大手制作会社が受けてくれないので、副業デザイナーに流れてくる。
私が実際に受注したLP案件のクライアントは「制作会社に見積もりを出したら80万円と言われて諦めかけていた」という美容室オーナーだった。私は2万5千円で受注し、5日で納品した。AIがなければ絶対に無理な価格と納期だった。
AIによって制作時間は従来の5分の1以下になった。バナー1枚が2〜3時間→20〜30分。LPが2週間→2〜3日。この差が、副業でも十分な単価で戦える理由になっている。
無料〜月数千円で使えるものだけに絞った。課金して後悔したツールは省いてある。
副業デザインの入口として断トツでおすすめ。「Magic Design」にテキストを入れるだけで、バナー・SNS画像・プレゼン資料が自動生成される。私は登録から3日でポートフォリオ用の架空バナーを10枚作った。
無料プランでも使えるが、月額1,500円のProプランにすると商用利用できる素材が爆増する。副業で稼ぐなら早めにProに切り替えたほうがいい。初月は無料で試せる。
テキストから画像を生成するAIツール。他の生成AIと違い、商用利用が安心してできる設計になっている。クライアント案件で「この画像、著作権大丈夫?」と聞かれたとき、Fireflyなら自信を持って「問題ありません」と答えられる。月額680円から。
正直、最初は「Canvaで十分じゃないか」と思っていた。でも単価が上がるにつれ、クライアントから「Figmaのデータで納品してほしい」と言われるケースが増えた。2024年以降はAI機能も強化され、デザイン自動提案やコンポーネント自動生成が使える。無料プランで個人利用なら十分。
コピーライティング、提案文、デザインコンセプトの言語化、クライアントへのメール文面。これ全部AIに書かせている。「飲食店のLPに使うキャッチコピーを5つ」と入力するだけで、そのまま使えるレベルの文章が出てくる。デザインだけじゃなく文章力の弱さもカバーできるのが地味にありがたい。
HTML・CSSを一切書かずにWebサイトを公開できるノーコードツール。Canvaでデザインを作って→STUDIOで公開する、というのが私の基本ワークフロー。月額2,000円程度から商用利用が可能で、この金額で「Webサイト制作できます」と名乗れるのはコスパが異常に良い。
| ツール | 主な用途 | 無料プラン | 有料プラン | 副業優先度 |
|---|---|---|---|---|
| Canva | バナー・SNS画像・資料 | ◎ 十分使える | 月1,500円(Pro) | ⭐⭐⭐⭐⭐ 最優先 |
| Adobe Firefly | 商用OK画像生成 | ○ 月25クレジット | 月680円〜 | ⭐⭐⭐⭐ 案件開始後 |
| Figma | Webデザイン・UI設計 | ◎ 個人利用は無料 | 月18ドル〜 | ⭐⭐⭐⭐ 単価アップ後 |
| ChatGPT / Claude | コピー・提案文・企画 | ◎ GPT-4oは無料 | 月20ドル〜 | ⭐⭐⭐⭐⭐ 最優先 |
| STUDIO | Webサイト公開(ノーコード) | △ 独自ドメイン不可 | 月2,000円〜 | ⭐⭐⭐⭐ LP案件から |
まず使うべきはCanvaとChatGPTの2つだけ。この2つで最初の案件は取れる。残りは収入が出てから追加すればいい。
いきなり案件を取ろうとして撃沈したのが最初の失敗だった。実績ゼロで提案しても、誰も信用してくれない。まず架空のポートフォリオを作ることが先決。
やること:
目標:ポートフォリオ作品を5点以上。期間は最長2週間。完璧を目指さない。「なんとなくプロっぽい」で十分。
クラウドワークスとランサーズに同時登録して、1件3,000〜5,000円の小さな案件から始める。最初の10件は「利益ゼロでもいい」くらいの気持ちで、評価とレビューを積むことだけを考える。
狙い目の案件はこれ: